MacBookのSSDの空き容量が寂しいのでJetDrive Liteを増設
最近、アンドロイド開発環境やLogic Pro Xをインストールしたせいで急激にMacBook ProのSSDの空き容量が少なくなってしまいました。
自分のMacのSSDは256GBの容量で、最近まで100GBくらい空きあったのですが、いつの間にか60GB台になってしまいました。
SSDを大容量の物に交換できればいいのですが、値段的にも手間的にも無理なので、JetDrive Liteで手軽に増設してみました。
税込み送料込みで 128GBのカードが9800円でした。
このJetDrive LiteというのはMacBook Pro Retina 15"/Pro Retina 13"/Air 13"専用設計の変形SDカードで、MacBookのSDカードスロットにピッタリ納まるようになっています。
MacBook Pro Retina 15"でもモデル年度によりスロットの深さが異なるようで、私の2012 Midモデルは上記の350という製品がフィットします。
64GBのカードもありますが、自分は将来の安心のため128GBを選択しました。
アクセス速度は内蔵SSDより数段劣りますが、Macのディスク容量が1.5倍になりました。
装着時の見た目はこんな感じになります。
SDカードスロットの蓋のようにピッタリ収まっています。
取り出すときは爪で左右を持って交互にニチニチと引っ張り出す感じです。
毎回これをやるのは面倒くさいので、基本的には差しっぱなしの運用になると思います。
なので、データのやり取りなどでSDカードスロットを頻繁に使用する方にはおすすめしません。
まず最初にディスクユーティリティを立ち上げ、カードをMac OS拡張(ジャーナリング)でフォーマットします。
その後、Time Machineでバックアップを取ってみてJetDrive Liteがバックアップ対象になっている事を確認しました。問題なくバックアップが取れているようです。
あとはデータの移動ですが、とりあえず、iTunesの音楽データ、iPhotoの写真データ、GarageBand/Logic Pro XのAppleループあたりを移動してみます。
iTunesのデータはミュージック/iTunesにあるのでフォルダーごと移動します。
移動した後iTunesを立ち上げるとライブラリが見つかりませんと言って来たので、
OKをクリックして、
ライブラリを選択を押して移動先のフォルダーを指定してあげます。
次からは移動先のデータを読んで起動してくれます。
iPhotoのデータはピクチャ/iPhoto Library.photolibraryです。
移動後、iPhotoを起動すると、
フォトライブラリを選択して下さいと言って来ました。
どうやらバックアップディスクに入っているライブラリと今回移動したライブラリが見つかったようです。
今回移動したライブラリを指定してあげれば、次回からは普通に立ち上がってくれます。
GarageBandとLogic Pro XのApple ループは
/ライブラリ/Audio/AppleLoopsの中にあります。
これを移動するとGarageBandやLogic Pro Xのループブラウザ内のループ名が暗い色の表示になりアクセスできなくなりますので、移動した先のAppleLoopsフォルダーをループブラウザにドラッグ&ドロップします。
すると、ループを追加するかどうか聞いてきます。
「現在の場所」ボタンを押せば移動した先のループを読んでくれるようになります。
その後、ループブラウザ上部の「ループ」の部分をクリックすると出てくるメニューから「全てのループを再インデックス」を実行します。
あとはGarageBandやiPhotoの旧いバージョンやあまり使っていないアプリケーションなどを移動し、何とかSSDの空き容量を100GB越えにする事ができました。
ちなみに、GarageBandで興味本位でギターやピアノのレッスンのコンテンツなどをインストールし、レッスンに挫折した場合、/ライブラリ/Application Support/GarageBand/Learn to Play/Basic Lessonsの下のファイルをごっそり消すと相当空きディスク容量が増やせます。
https://itunes.apple.com/jp/app/travelshooting-jp-toraberushutingu/id917570972?mt=8&uo=4&at=10laCt